1970年発表で、アルバムの邦題は「アンクル チャーリーと愛犬テディ」。
「The Nitty Gritty Dirt Band」はバンジョーを交えた曲が入っててカントリーロックともいうようなアメリカ南部の泥臭さ、埃臭さのようなものを感じさせるバンドです。
一番好きなところが、9曲目の「Jesse James / Uncle Charlie Interview」から10曲目の「Mr. Bojangles」あたり。
チャーリーおじさん(というより声からすれば爺さんに近いと思う)がギターを弾きながらダミ声を上げて歌っているが、やがて歌を止めて昔話を始める。おそらく昔は良かったなぁ~~みたいな事を言っているのかな。その後「テディ、おいで、おいで、さぁ一緒にフォークソングを歌おう。いいね」と言い。チャーリーおじさんのハーモニカに合わせて犬のテディも”クゥ~”と可愛い声をあげながら一緒に歌う。そこから「Mr. Bojangles」の曲に入っているあたりが、何度聞いても良いよなぁ~。
アルバムジャケットにもあるように、昔々の西部劇に出てくるような、荒野に建つ一軒家の軒先で繰り広げられるチャーリーおじさんの物語みたいなシーンを思わせます。
そうそう、このレコードは私のお気に入りだったんだけど、悪友に貸したきり返ってこないんですよね。まぁ良いけど。
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