top of page

北原的名盤 第19回 T-SQUARE / TRUTH

執筆者の写真: sorotsudosorotsudo

1986年発表。80年代日本のフュージョンの代表的バンド(だと私は思う)「T-SQUARE」のアルバム「TRUTH」。

「T-SQUARE」の曲では「S・P・O・R・T・S」のアルバムに入っている「宝島」という曲も有名だし、好きなのでどちらのアルバムを挙げるか迷ったが、サックスの伊藤たけしの演奏が冴えわたる表題曲「TRUTH」の疾走感がたまらなく良くって「TRUTH」の方を名盤に挙げる事に決定。

F1グランプリのテーマソングにも使われたのでこの曲を聞くとF1のレースを思い出す。

このアルバムに入っている曲は「CELEBRATION」や「GIANT SIDE STEPS」「BECAUSE」など、全体的にハイテンポで演奏が疾走してゆく感覚が気持ち良く、フュージョンでテンションを上げたい時に聴きたいアルバム。

サックス奏者というと渡辺貞夫が有名で良く聞いたが「TRUTH]で演奏する伊東たけしのサックスのカッコよさの方が私の印象には残っている。でも、この曲のサックスがなぜあんなに高音を出せるのかまで知らず、このブログを書く時点で調べて分かったのだが「 電子楽器(EWI(イーウイ)」という楽器なのだそうだ。80年代は音楽のエレクトリック化が進んだ時代だと思うが、T-SQUAREもフュージョン界でエレクトリック化を進めていたのね。



Comments


©2020 by ソロギターの集い。Wix.com で作成されました。

bottom of page