1992年発表。エレキギターではギターの神様とまで言われたEric Claptonが、突然ギターをアコースティックギターに持ち替えて演奏し、世界を”アッ”と驚かせたアルバム。1980年代の世の中はエレキギター=カッコいい、アコースティックギター=ダサい、みたいな風潮の中で、私は一度エレキギターを弾こうとしたが馴染めず、やっぱりアコースティックギターが好きで、何となく悶々としていた頃に発表されたこのアルバムに感動し、嬉しくてCDを買っただけでは飽き足らず、VHSビデオまで買って演奏を観てました。
どの曲も良いけど、とりわけ名曲が「Tears in Heaven」。死んだ自分の子供のために作った曲だと言われているが、メロディと共に、Tears in Heavenという言葉の響きに心を捕らわれてしまうのでは、私だけでしょうか?日本語に直訳すると「天国の涙」ってカッコ良くってほろ苦いよなぁ。この曲はこの後カバーをするミュージシャンが続出する、本当に名曲だと思う。
このアルバムを機に世界はアコースティック音楽の良さが再認識され、アコーステックギターの販売台数が徐々に増えてゆく事になる。世界の音楽の流れさえも変えてしまったアルバム。文句なしの名盤です。

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