top of page

北原的名盤 第26回 The Beach Boys / Surfin' Usa

執筆者の写真: sorotsudosorotsudo

1963年発表の「The Beach Boys」の2枚目のアルバム。「The Beach Boys」の名盤と言えば世の中的には1966年発表の「Pet Sounds」の方を挙げられる事が多いのだけど、私にとってはサーフ・サウンドの原点はやっぱりこのアルバム。1曲目の「Surfin' Usa」から、2曲目のコーラスが全面に出た「Farmer's Daughter」、3曲目の「Misirlou」は当時流行したエレキサウンドのベンチャーズの「パイプライン」に似てるかな。そのほかの曲もエレキをテヶテヶと鳴らしてひたすら明るく軽快な曲で構成されている。このアルバムを聞くと一気にアメリカ西海岸に憧れていた頃の幼い自分を思い出してしまう。

このブログを書きながら改めて「The Beach Boys」のアルバムを聴いてみて、1枚目のアルバムの「Surfer Girl 」も良いなぁって思う。これだけ音楽の世界が進歩して、楽器や機器も進化しているのに、古くて音質も悪くて、大した機器も無い手作りに近い曲に惹かれることもある。音楽って面白いなぁ。

それと思うのだが、このブログを書き始めて改めて自分の音楽の趣向を考え直してしまう。どうも好きな音楽の傾向の一つはカラッと乾いた、ウエストコーストサウンドが好きみたい。そのウェストコーストサウンドの原点みたいなアルバムが私にとっての「Surfin' Usa」である。



Comentários


©2020 by ソロギターの集い。Wix.com で作成されました。

bottom of page