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北原的名盤 第33回 柳ジョージ & レイニーウッド / 30th 1969-1999 ~The Blues roots sails on the ocean~

執筆者の写真: sorotsudosorotsudo

1999年発表の「柳ジョージ & レイニーウッド」のベストアルバム。

ベストアルバムはなるべく名盤に取り上げないようにしているのだが、ごめんなさい。

「FENCEの向こうのアメリカ」「さらばミシシッピー」「酔って候」「雨に泣いている」等の好きな曲が多い上に、一番好きな「青い瞳のステラ、1962年 夏…」の曲が入っている手持ちのアルバムがこれしかなかったので、このベストアルバムになってしまった。

「柳ジョージ & レイニーウッド」の全盛期は1978~1980年あたり。私にとっての名曲「青い瞳のステラ、1962年 夏…」を、1980年に発表したら、翌年に解散してしまった。「青い瞳のステラ、1962年 夏…」はR&Bのロックバラードという曲になると思うが、泥臭い雰囲気の曲がカッコいい。同じころに大人気になった似ているミュージシャンとしては、矢沢永吉がいるが、なぜか私の場合は、矢沢永吉よりも柳ジョージに惹かれてしまった。

柳ジョージの作る曲は、今思うと、日本がまだ未熟でアメリカという国に憧れながら懸命に頑張っていた時代の曲では無いかと思う。「FENCEの向こうのアメリカ」「さらばミシシッピー」の曲なんてそんな雰囲気を持っている。今、聴くと懐かしく思う。でもやっぱりカッコいい。



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