2002年発表。「Norah Jones」のデビューアルバム。Wikipediaを見れば分かるが、グラミー賞のアルバム4部門、シングル3部門、最優秀新人賞に輝いたアルバム。世界的に評価された名盤だと思う。ジャズに分類されるようだけど、フォークやブルースの要素も入っている曲が並んでいて、曲のセンスが絶妙で多くの人に受け入れられたアルバムだと思う。1曲目の「Don't Know Why」を聴いた瞬間に、その落ち着いた楽曲に”いいねぇ、これ”となる。
曲の良さ以上に、スモーキーヴォイスと言われる「Norah Jones」の声の質が曲の雰囲気に合ってて抜群に良い。表題曲の「Don't Know Why」は「Norah Jones」が作詞・作曲した曲だが、それ以外は他の人が作った曲で、「Norah Jones」が歌う事でアルバム全体を通して、落ち着いた楽曲で統一されてて、私は何度聴いても飽きない。
このアルバムが出た後に、日本では「藤原さくら」が同じようにスモーキーヴォイスを売りにデビューしているが、声の質はスモーキーヴォイスでも「Norah Jones」とあまりにも楽曲の路線が違いすぎて、ちょっと評価に困るよなぁ。
「Norah Jones」はこの後続けてアルバムを出しているが、デビューアルバムがあまりにも良すぎて、このアルバムを超えるものは、今の所無いと思う。

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