1966年リリース、「Simon & Garfunkel」の2枚目のアルバム。
「The Sounds Of Silence」は、映画「卒業」の挿入歌でもあり、映画のラストで花嫁を奪ってバスに乗り込むシーンで流れている。「The Sounds Of Silence」の曲の美しさも際立つが、当時のギター少年にとってはアルバム全体がギターのメロディーが際立っている曲が多く、ギター弾き語りやテクニックのお手本のようなアルバム。中でもソロギターの曲「Anji」の演奏に憧れたギタリストも多いはず。
確か、後にアルフィーの坂崎幸之助が言っていたと思うが、当時のギター少年は「Anji」にはまるか「The Sounds Of Silence」にはまるかで、ギターの進む方向が決まってしまったと言っている。余談だが、私も「Anji」が弾きたくて一生懸命練習したのだが、何度練習しても挫折してしまい、やっと30年後に弾けました。
3枚目のアルバムの「Bridge Over Troubled Water」までが「Simon & Garfunkel」の黄金期だと思う。

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